AppLovin 実装ガイド
このガイドでは、Unity LevelPlay で AppLovin をアドネットワークとして配信するための設定方法を説明します。
Google Ad Manager の広告は AdMob SDK を使用して配信されます。
AdMob SDK は iOS バージョン 10 以降をサポートしており、iOS バージョン 11 以降のユーザーに広告を配信します。
ステップ 1. AppLovin アカウントを作成する
ステップ 2. AppLovin SDK とレポートキーを取得する
AppLovin が ironSource と接続して正しく動作するには、AppLovin アカウントから2つのデータを LevelPlay ネットワークセットアップモジュールに設定する必要があります:
- Report Key:これは AppLovin アカウントのユニークな識別子であり、Unity LevelPlay が AppLovin アカウントからパフォーマンスデータをインポートしてレポート表示およびパフォーマンス最適化に使用できるようにします。
- SDK Key:アプリの AppLovin アダプターを初期化するために ironSource Mediation SDK によって使用される AppLovin アカウントのユニークな識別子です。
これらの情報を取得したら、LevelPlay アカウントで AppLovin パラメーターを設定する必要があります。上記の情報を正しく追加すると、AppLovin の広告在庫と LevelPlay のメディエーションプラットフォーム上のレポートデータを最大限に活用できるようになります。
-
Report Key
「 Report Key 」を見つけるには、「 Account 」タブに移動し、左側のメニューから「 Keys 」を選択します。
-
SDK Key
「 SDK Key 」を見つけるには、「 Report Key 」同様に「 Account 」タブに移動し、左側のメニューから「 Keys 」を選択します。
ステップ 3. LevelPlay ネットワークモジュールで AppLovin をアクティベートする
AppLovin のパラメータを LevelPlay アカウントに設定する
- 両方のキーを取得したら、LevelPlay にログインし、Mediation ➣ Setup 」➣ SDK Networks へ移動します。
- 「 Available Networks 」の表から AppLovin を選択し、AppLovin の「 Report Key 」を入力します。
- 広告ネットワークの設定リストから「 AppLovin 」を選択し、「 Setup 」ボタンまたは「編集」アイコンをクリックします。
- AppLovin の「 SDK Key 」を入力します。ステータスを「 Active 」に設定し、「 Save 」をクリックします。
- これで、設定ダッシュボード上で AppLovin がメディエーションに対して Active であることが確認できます。
- Reporting API の連携確認:Reporting API を通じて連携がチェックされ、 Verified 、 Failed 、 No Response のうち、いずれかの応答が返されます。 Verified が表示されない場合は、実装と入力した情報を再確認し、 Verified が表示されるまで Retry をクリックします。
ステップ 4. AppLovin アダプターをビルドに追加する
ironSource SDK は、CocoaPods と手動ダウンロードメカニズムの両方をサポートしています。CocoaPods
AppLovin アダプターと SDK を CocoaPods で実装するには、Podfile に次の行を入力します。
pod 'IronSourceAppLovinAdapter','4.3.50.0'
手動ダウンロード
- Download the AppLovin Adapter:AppLovin アダプターをダウンロード:
AppLovin アダプターと SDK (XCFrameworks) をビルドに追加します。最新の AppLovin アダプターはこちら。 - AppLovin XCFrameworks をプロジェクトに追加:
アダプター (ISAppLovinAdapter.XCFramework) と SDK ファイルをダウンロードした後、両方の XCframework ファイルを Xcode プロジェクトにドロップします。 - Xcode フラグを有効化:
iOS 静的ライブラリ (AppLovin SDK など) を正しく実行するには、-ObjC フラグを追加する必要があります。
-ObjC フラグを有効にするには、プロジェクト設定をクリックし、「 Build Settings 」に移動して「 Other Linker Flags 」を検索し、-ObjC を追加します。
ステップ 5. Applovin の管理画面で動画リワードを設定する
AppLovin アダプターをビルドに追加したら、AppLovin Admin で動画リワード機能を有効にする必要があります。
- AppLovin Admin で、「 Manage Apps 」へ移動し、設定したい特定のアプリを選択します:
- 「 Rewarded Video 」セクションまで下にスクロールし、次の設定をします:
- Frequency Capping – Do not frequency cap Rewarded Videos
- Virtual Currency Details – Unity LevelPlay メディエーションアダプターが設定するため、デフォルト値のままで問題ありません。
- Display Pre-Video Modal – NO
- Display Post-Video Modal – NO
- Callback Options – Client-side callbacks only
- 設定後、「 Save 」をクリックします。
ステップ6. AppLovin の追加設定
年齢制限を設定する
ironSource のメディエーションプラットフォームを使用すると、パブリッシャーは AppLovin の年齢制限設定を AppLovin ネットワークに直接伝達できます。この機能は、ironSource SDK 6.17.0、AppLovin iOS アダプター 4.3.15 以降で使用可能です。
次の構文を使用して、「 AppLovin setIsAgeRestrictedUser 」にパラメーター「 True 」を設定します:
[IronSource setMetaDataWithKey:@"AppLovin_AgeRestrictedUser" value:@"YES"];
「 AppLovin setIsAgeRestrictedUse 」にパラメータ「 False 」を設定するには、次の構文を使用します:
[IronSource setMetaDataWithKey:@"AppLovin_AgeRestrictedUser" value:@"NO"];
年齢制限設定の詳細については、AppLovin ネットワークのこちらのページで確認してください。
- Integration Helper を使用して広告ネットワークの実装を確認できます。 ironSource SDK は、SDK とネットワークアダプターを正しく実装するためのツールを提供しています。
- この関数のブール値を使用して、実装されたメディエーションアドネットワークのデバッグログを管理します。
[IronSource setAdaptersDebug:YES];
「 YES 」に設定するとデバッグログが有効になり、デバッグ機能を許可しているすべてのメディエーションアドネットワークのトラブルシューティングに役立ちます。広告を実装したアプリを公開する前に、必ずこのコードを削除してください。この機能は、SDK バージョン 6.5.2 以降でサポートされています。
完了!
これで、アプリで AppLovin 広告を配信する準備が完了しました。